※こちらからフリーでダウンロード出来ます。
●FREE Download Link >>>
box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-pjbhq23wgi2tysv45lfxlu2nju-1001&uniqid=d1b473ca-b186-4697-9234-554aa57b1228&viewtype=detail
第25弾リリースは、クラーク内藤のポスター&アナウンスをリリース
シンプルかつストレートなメッセージが力強い
詳細については下記の本にコメントを参照して頂きたい
【クラーク内藤 アナウンス】
昔から小心者で、いつもビクビクと怯えている。
これをやったら叩かれないかとか、これをやらないと怒られるかとか考えている事が多い。
隣にいる人が何気なく片手をあげただけで「殴られる!」と思うよりも前に反射的に体が大きくビクッと揺れる。
後ろに人がいるとわかっていても背後から声をかけらると「ワッ」と声を上げてしまい、逆に相手を驚かせる事もある。
妄想に怯える事もある。実際にはあまりない事だけども、よそで人に会って「僕の事覚えてますか?」ときかれた時の事を想像するとゾクゾク不安な気持ちになる。
誰かに会うのはたいていライブハウスやクラブなど暗い場所であり、相手と目を合わせずに話している事も多い。また、口下手なので挨拶や天気ぐらいの2、3言しか会話ができない。
そもそも記憶力があまりよくない。映画を見てても「今言ったそのロビンって誰だっけ?」とか思い出すのに必死でなかなか内容が入ってこない。また、好きなバンドのメンバーも、ボーカル以外は名前があやふやだったりする。
そういった事から、恥ずかしながら人の顔を覚えるのがあまり得意ではない。
「僕の事覚えてますか?」ときいてくる人は「覚えてないかもな」という不安要素があるからその質問をする。最後に会ったのが1年以上前であったり、1度だけ軽く挨拶したぐらいの間柄であったりする。そういう人に「覚えてますか?」ときかれれば、確かに覚えてない事が多い。「あ、もちろん。です。」とか「最後に会ったのはドコソコでしたかね」などと言いながらなんとかやり過ごしている。
「僕の事覚えてますか?」ときいてくる人は「覚えてません」と言われたらどうするんだろうか。覚えてない人も覚えられてない人も決していい気分にはならない。わざわざ誰も幸せにならない質問を投げかける必要はないのではないか。「覚えてないかもな」と思った相手には予め「お久しぶりです○○です」と話し始めれば事前に大惨事を防ぐ事ができるのではないか。
そこまで考えて、ふと「名前を言おうキャンペーン」をやりたくなった。
「まず名乗れ」というメッセージもなんとなくヒップホップっぽくてカッコイイ気がした。
キャンペーンをやるのであれば、ポスターを作りたい。
小学生が書かされる虫歯予防キャンペーンっぽいポスターが欲しい。
ちょうど友人のイラストレーター、広井チムニーがそういうトーンでイラストを描いていたのを思い出した。
(2010年の著書「チムニーポスター画集―青少年のからだの不思議」に収録)
チムニーの画風であれば僕の切なる願い、怒りや悲しみをイヤミなくチャーミングに表現してくれると思い、「原案:クラーク内藤、作画:広井チムニー」というシステムでポスター制作の依頼をした。
ポスターに併せて音源も作れば、その音源のジャケットとしてポスターをネット上に公開できる。
音源はべつに曲らしい曲でなくてもいい。というかラジオCMっぽいアナウンスがベストだろう。
と、大まかな音のイメージができたら「これはポエムコアじゃないだろうか」と思いついた。
BOOLさんに「ポスターのリリースをさせてください」と変な連絡をしたが、快諾してくれた。
そういう流れでポエムコア専門ネットレーベルPOEM CORE TOKYOからポスター&アナウンスのリリースをする事になった。
あくまで今回は広井チムニーのポスターのリリースがメインで、アナウンスはそのオマケのようなものと考えてもらっていい。
アナウンスはサラッとききつつ、是非ポスターをガン見してほしい。
そして久しぶりに人に会う時は名前を言ってほしい。
よりよい明日、よりよい未来のために。